地方税未納による「差押予告書」

所得税の更正手続きに手間取っている間に、 区役所からついに、地方税未納による「差押予告書」が来てしまった。 あわてて区役所に対し、以下の書面を配達証明付で送った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「平成20年度特…

破産手続終結

8月4日(月)「第5回債権者集会」が開かれ、 席上、破産管財人から、法人・個人の「任務終了累積収支計算書」が提示され、 最後配当が実施された旨の報告があった。 この債権者集会の終了により、破産手続が終結した。 最後の債権者集会は債権者の出席はわず…

免責の確定

免責が確定した。 7月4日付で東京地裁から「免責許可」の決定通知が送達されてきた。 これに対しては、破産債権者は2週間以内に即時抗告をすることができる。 即時抗告についての裁判があった場合は通知が来ることになっているが、 通知もなく2週間が経過し…

第4回債権者会議

昨日(6月30日)「第4回債権者会議」があった。 破産手続開始からすでに1年2か月以上(440日)経過しているので、 今回あたりで終結と予想していたのだが、 「次回は8月4日」ということで、まだ続くことになった。 「法人」は最終配当が終了しているのだが、…

「サル」になった猫のはなし

我が家には猫が「ふたり」います。 (真のペット好きは、ペットを「ひとり」、「ふたり」と数えます) ひとりは今、息子夫婦のところに出張中で、明日帰ってきます。 留守を守っているのが、アメリカン・ショートヘアの「ロブ」、 6歳の男盛りです。 ・・・…

「販売代理」から「購買代理」へ

書店に限らず、小売業全体に構造変革が起こっている。 インターネットの普及を核としたIT(Information Technology)革命は、 産業革命以降、社会常識となっていたメーカー主導の情報伝達手段を、 草の根の消費者の手に解放した。 情報は川上から一方的に流…

「かえる語」でかかれた絵本

先週の水曜日は、ポプラ社の「絵本カフェ」に参加した。 前の週にポプラ社におじゃました時、 堀さんとちょうど行き違いになってしまい、 お会いすることができなかったので、 どうしても堀さんにお会いしたくて参加した。 ポプラ社は毎月、絵本の作家さんと…

「派遣社長」

「インディペンデント・コントラクター」について書いたが、 さらに進むと、ありうると一見思えるのが「派遣社長」である。 祥伝社文庫に、原宏一「床下仙人」というのがあり、 短編5作品が収められているが、 その中に、そのまま「派遣社長」という作品があ…

「インディペンデント・コントラクター」

19日(月)、お手伝いをしている書店のボランタリー・チェーン: 「志夢ネット」のオーナー会があり、 7名のオーナー全員が集まった。(7社18店舗のチェーン) 「本部からみんなに伝えたいことがありますか?」とのことだったので、 「私の契約形態は雇用契…

書店は生き残れるのか?

この3日間、久し振りに多くの人と会うことになり、 身体的にはかなりの疲れを感じたが、 逆に精神的には不思議な高揚感があった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19日(月)は、今、仕事をお手伝いしている、 書店のボ…

「消費税」の督促状

先日、「所得税」について書いたが、 実はゴールデン・ウィークの直前に、 「消費税」の督促状が税務署から届いた。 「消費税」は「所得税」と違って、 破産者の自由財産に課税されるイワレはないと思い、 以下の手紙を付けて、配達証明付きで、税務署長に突…

「文芸社」と「草思社」

今日は「文芸社」に用事があり、古内(ふるうち)役員をお訪ねした。 来週、地方の書店を何社か引き連れて、 出版社を訪問することになっているのだが、 どこに行くか、まだ決まっていなかった。 書店の希望は「メディア・ファクトリー」か「文芸社」だった…

「文春」と「新潮」

昨日はたまたま、「文春」と「新潮」に行くことになった。 文藝春秋は、名女川(なめかわ)役員に、 来週、講演をお願いしているので、 その打ち合わせに伺った。 新潮社は毎月定例の、新刊の補充発注で、 営業の本間次長を訪ねた。 紀尾井町(文春)から矢…

「択一」終了

昨日は、旧司法試験「択一」の本番だった。 実は、金曜日にカミさんのおふくろさんが入院し、 土曜日は息子の結婚披露宴、 いい加減疲れていた(ようだ)。 「択一」は3時間半で60問を解くのだが、 33問あたりで眠気が襲ってきた・・・。 「併存的債務引受」…

「おもてなしの心」

昨日、新宿で息子の「結婚披露宴」があった。 このように第三者的な言い回しをしたのは、 すべて、息子達:新郎・新婦の二人で、 企画・運営してきた披露宴であったからである。 最後に新郎の父として、参列者にお礼を述べたが、 そこでも言ったが、今回、親…

所得税法第9条1項10号

2日にわたって述べた、所得税・譲渡所得税の問題点については、 以前からもずっと、言われ続けていたらしい。 しかし、「破産法」のテキストも、「国税通則法」のテキストも、 「所得税法第9条1項10号ができたので、 今日では問題は起こらなくなった」…

譲渡所得税は分離課税では?

昨日述べた「所得税」については、 実は破産手続開始早々に、破産管財人から、 「所得税は破産後の破産者の自由財産にかからざるを得ないから」 と言われていたものではあった。 「でも支払できる訳がないのはみんな分かっている。 お金がないというのは一番…

破産前の所得税が、破産後も追いかけてくる理由

私が東京地方裁判所に自己破産の申立をしたのが昨年の4月18日で、 翌19日には破産手続開始の決定が出ました。 従って1月からそこまでの約3か月間は所得があり、 社長としての報酬と、アパート・貸店舗からの家賃収入などを受け取っていました。 これに対して…

ブログ復活!!

10ヵ月ぶりにブログを復活します。 「債権者会議」が 去年の8月から始まったことから自粛していましたが、 破産開始から1年たっても、まだ手続きが終了していないことから、 手続きの終了を待たずに 復活することにしました。 立場はどうあれ、何かしらアウ…

お盆の「棚行(たなぎょう)」

今日、菩提寺の住職が「棚行」に来てくれた。 菩提寺のある故郷のお盆は8月だが、 今住んでいる東京のお盆は7月・・・。 自宅も含めて故郷の土地・建物は全部売ってしまったが、 菩提寺はもちろん残っている。 毎月、母の命日近くには墓参りに行っているので…

「破産」の検討は早めに始めるべき!

このブログを始めて約半月、 初めてトラックバックが入った。 こんなブログでもリンクしてくれるところがあったことが、 正直これほどうれしいものだとは思わなかった。 「うれしい」という感情を、久し振りに思い出した気がする。 サイトを拝見させて頂いて…

挑戦「東京マラソン2008」

やっと10キロ走り続けられるところまで、 どうにか体力が回復してきた。 この10年仕事に追いかけられていた感じで、 そういえば市民マラソンへの参加も遠ざかっていた。 10年前までは、東京シティ・ハーフマラソンも、 那覇や館山のフル・マラソンにも…

「林住期」に学ぶ楽しさ

五木寛之の「林住期」に、 「五十歳から学ぶという選択」という1章がある。 学生時代はほとんどの人が 勉強することが嫌いであったと思うが、 たしかに社会経験をすませてからの勉強は 本当におもしろいと実感している。 若い時にはわからなかったことが、 …

破産管財人の裁量余地

破産管財人からの依頼で会社の破産処理を手伝っていた 元の社員から昨夜連絡があり、 「会社の後処理もほぼ終わり、 退職金も3ヶ月分は頂き、残りは秋になるそうです。 ありがとうございました。」 と、退職金のお礼を言われた。 従業員の退職金は全額支給で…

法律とネット社会とのスピード感のギャップ

地方の友人がお金を送ってくれると言う。 田舎なので、「現金書留」で送るというので、 「いつ手許に着くか分からないので、 銀行振込にしてくれ!」と伝えた。 ・・・・・・・・・・ 破産者への郵便物はすべて破産管財人に転送され、 内容をチェックされる…

アマゾンの「アフィリエイト」挑戦

やっと「アフィリエイト」に挑戦できるところまで来た。 10年前の1997年5月、アメリカに書店視察に行った時、 コーディネーターの長谷川昌幸さんから、 「アマゾン(もちろんアメリカ、日本は未上陸)が、 こんなことを始めた」と教えてもらった。 当時は画…

「破産者」に世間は冷たい

伊藤眞の「破産法」を一通り読み終えた。 前もって弘文堂の「実務法律基礎講座」を読んでいたので、 比較的理解しやすかったように感じた。 「民法」など、40年近く前に大学で勉強したものだが、 物権・債権などはその後の実務で使ってきたので、 違和感はま…

ネットは本当に地方格差を無くすのか?

弁護士事務所の再編が進み、 来月には300人を超す弁護士を抱える法律事務所が、 日本にも誕生するという。 M&Aが弁護士軍団の代理戦争になるのは、 見ている方にとっては面白いとは思うが、 弁護士の仕事ってそれだけではないだろう。 みんな都市部に集中…

経営者はウルトラマンになれ!

今日は58回目の誕生日。 23歳の誕生日が祖母の命日になってしまったが、 それに次ぐ誕生日だと思う。 自己破産中の誕生日だから・・・ ・・・・・・・・・・ 自分のことがあるからか、 破産の新聞記事が目につく。 今度は学習塾の「アンビシャス」が自己破産…

浅田次郎の「シューシャインボーイ」

昨夜はカミさんの「どうすんのよ!」コールが限界に達してしまったので、 今日、「リクナビ」への登録と、 1件、法律事務所の求人に履歴書を送った。 ギャップイヤーも終わりになるかも知れない。 ・・・・・・・・・・ 浅田次郎の「月島慕情」の中に「シュ…