第4回債権者会議

昨日(6月30日)「第4回債権者会議」があった。
破産手続開始からすでに1年2か月以上(440日)経過しているので、
今回あたりで終結と予想していたのだが、
「次回は8月4日」ということで、まだ続くことになった。
「法人」は最終配当が終了しているのだが、
管財人から出ている「消費税の還付請求」がまだ実行されていないとのこと。
担当が所轄税務署から国税局に移管されたため、
手続きに遅れが出ている模様。
「個人」は計算は終わっているが最終配当は7月14日に実施予定とのことで、
まだ処理が終わっていないようだ。
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終了後、エレベーターを待っている時、
管財人が申立代理人弁護士にポツリと言った。
「この時期にこれだけ集まるのはめずらしいですね。」
今回は前回より多い、10人前後の債権者が参加していた。
「個人」の配当は無いものと思っていた債権者が、
税務署が降りたことにより、急に配当が実現されることになり、
驚いて参加したのではないかと思われる。
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まわりの人に今回で終わるのではないかと言っていたので、
終了後何人かの人から電話を頂いた。
「あともう少し、かかりそうです」
答えながら、終結が近いことを徐々に感じはじめた。
「事件」はいつも突然に起こるように感じられるが、
終結」は徐々にフェーズアウトしていくのが、
人間の脳の特性に合致しているのかも知れない。
今、以下の4つの課題が残されているが、
すべて解決されるのではないかという、
漠然とした予感がある。
・1億6千万円を超える所得税
・5,600万円の地方税
・42万円の滞納国民健康保険
・なにより「免責決定」がおりるかどうか