「林住期」に学ぶ楽しさ
五木寛之の「林住期」に、
「五十歳から学ぶという選択」という1章がある。
学生時代はほとんどの人が
勉強することが嫌いであったと思うが、
たしかに社会経験をすませてからの勉強は
本当におもしろいと実感している。
若い時にはわからなかったことが、
さまざまな経験を積んだ後で、
今ならすんなり「腑に落ちる」ということが多い。
50歳を過ぎた人は、是非この本を読んで貰いたい。
- 作者: 五木寛之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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この本も「幻冬舎」という出版社から出ているが、
この「幻冬舎」の社長である見城徹という人物は
最高におもしろい。
出版業界で知らない人はいないと思うし、
時々テレビドラマなどにも、
あきらかに見城さんと思われる登場人物が出てくる。
何度か本人から直接話を聞いたことがあるが、
信じられないかもしれないが、
本当にシャイである。
唐沢寿明の「ふたり」も、郷ひろみの「ダディ」も、
石原慎太郎の「弟」も、五木寛之の「大河の一滴」も、
そのほか多くのベストセラーが
この人によって世に出されている。
先日、太田出版からこの人の著書が初めて出された。
「編集者という病い」というタイトルで、
尾崎豊・坂本龍一・松任谷由美・村上龍・石原慎太郎・
浜田省吾・銀色夏生・内田康夫・五木寛之など、
そうそうたるメンバーとの交遊が書かれている。
誰が読んでも、絶対におもしろいと思う。
見城さん、いい女はまだまだいっぱいいます。
「こんなおもしろい生き物」は、
絶対に自殺などしてはいけません。
- 作者: 見城徹
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: 単行本
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