「破産者」に世間は冷たい
伊藤眞の「破産法」を一通り読み終えた。
前もって弘文堂の「実務法律基礎講座」を読んでいたので、
比較的理解しやすかったように感じた。
「民法」など、40年近く前に大学で勉強したものだが、
物権・債権などはその後の実務で使ってきたので、
違和感はまったく感じなかったが、
「相殺適状」などという言葉に出合うと、
40年ぶりのクラス会に出席したような感慨にふけってしまう。
- 作者: 伊藤眞
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
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法律事務所の求人広告に履歴書を送ったが、
もう一週間になるが何の連絡もない。
今週の求人広告は出ていなかったから、
もう決まったのかも知れない。
それでも連絡だけはするのがマナーだと思う。
サイトには「破産事件を中心に扱ってます」とあっても、
法律事務所としては破産者を雇うことには、
やはり躊躇するのだろう。
でも面接だけでもして貰いたかったが・・・
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前に破産管財人がカミさんに対し、
「会社を倒産させた人間なんか、誰も雇ってくれませんよ」
と言っていたとのことだが、
世間はやはり、破産者には冷たいようだ。
やはり、自分で何か始める以外に道はないか。